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アンチエイジング医療の現場から

 

※このコーナーでは、実際にアンチエイジング医療に携わっておられる医師から現場の声をお届けいただきます。


【プロフィール】
三番町ごきげんクリニック 
澤登 雅一先生(東京都千代田区)

アンチエイジングという概念
 "アンチエイジング"について、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?サプリメント、化粧品など、耳にしない日がないほど"アンチエイジング"は一般的な言葉になってきました。アンチエイジング医療に携わるものとして非常にうれしい反面、時には首をかしげたくなることもあります。「アンチエイジング」という言葉が広く使われるようになるにつれ、その概念があいまいになっていくことに危惧を抱いていると言った方がいいかもしれません。そのあいまいさを払拭し、正しいことを伝えていくことが私たちの使命であると強く感じています。
 私は、アンチエイジングとは、医療だけでなく、総合的な人生のプロデュースによって手に入れるものと考えています。長生きは偶然ではなく必然です。食生活やエクササイズ、ストレスコントロール、人との関係、そして考え方など、ライフスタイルすべてが長生きをつくり出す。アンチエイジングは医療を超えた一つの生き方だと思います。

クリニックの紹介
  三番町ごきげんクリニックは、眼下に皇居や東京タワーを望むマンションの一室にあります。医療施設にきたという緊張感をあたえず、リラックスしていただけるように、内装にも注意を払っています。
  私たちのクリニックの名前は、「三番町ごきげんクリニック」といいます。「ごきげん」とは、心身ともに健康でいて、初めて手に入れることできる状態です。そして、単に健康であるだけでなく、人生の楽しさや喜びを充分に味わっている状態です。「ごきげん」でいることは、それだけでアンチエイジングなのです。
  ひとりひとりの心身の問題をじっくり聞くため、診療は完全予約制で実施しています。オーダーメイドの医療をコンセプトに、検査、サプリメント、キレーション療法等の点滴治療を中心に診療を行っています。

アンチエイジングの実践
クリニックでは、「チェック、バランス、チャージ」という3つのステップでアンチエイジング医療を実践しています(図1)。

 

<Step 1  Check 今の自分を知る>
 まず、暦の年齢に対して、健康状態、身体機能からみた年齢をチェックします。具体的には、血管年齢、ホルモン年齢、神経年齢、骨年齢などです。さらに、老化や多くの病気の原因となる身体のさびつき(酸化)の程度とそれに対抗する力(抗酸化力)がどれだけ備わっているかもチェックします。

もっとシンプルにという方には、栄養療法(クリニックでは"ドクターズサプリメント"と呼んでいます)をおすすめしています。これは、問診と血液検査のみからデータを分析し、個人の「至適量」の栄養を補給し、生体が本来持っている機能を高めるアプローチです。今、サプリメントを摂っている方は非常に増えています。しかし、何を、どのくらい摂取したらいいのかは個々に違います。また、単独で摂ればいいというわけではなく、一緒に摂るべき栄養素を摂らなければ、効果は発揮されません。自分の判断ではなく、専門家による診断の下、自分に必要な栄養素を正確に知ることは、サプリメントの服用にあたって非常に大切なことです。
正しい栄養療法により、プチうつ、慢性的な体調不良、疲労感、めまい等は改善する可能性があり、症状のない人でも、さらに健康が高められ、抗酸化力や、体内に蓄積する毒素を排泄する力も高まります。

 

<Step2 弱点を理解する>
 検査結果から算出された老化度および弱点を確認し、個々にオリジナルのプログラムを作成します。

 

<Step 3 Balance & Charge 弱点を補う>
 アンチエイジング・プログラムは、以下の3点を軸に組んでいきます。

1. 食事、運動など生活習慣の改善   メディカルコーチの導入
2. 必要なものを補う   サプリメント、ホルモン補充療法など
3. 余分なものを排除する   キレーション療法、サプリメントなど

 先ほども述べたように、われわれは、ライフスタイル自体がアンチエイジングと考えています。その観点から、まずは老化を加速させている生活習慣を改善することが必要だと考えます。しかし、生活習慣の改善というのは、実は一番難しいことです。ここに働きかけるのがメディカルコーチです。コーチングを導入することで、"しなければいけないができないこと"を、"できること"に変えていきます。

 

<Step 4 Check 治療効果の確認>
  プログラムの実施によって治療効果が得られたかを確認します。プログラムの効果を検証する機会であるとともに、実際に効果を実感することで健康への意識がさらに高まります。

 

 

おわりに
  今や、病気をみつけてもらう、治してもらうという受身の医療から、自分で自分の健康をつくる時代になりつつあります。医療者とともに健康を考えていく
時代へ。アンチエイジングはライフスタイルそのものと考える以上、クライアントが自ら足を運んでいただけるようなクリニックでなければならないと思っております。

 

<三番町ごきげんクリニック>
〒102-0075 東京都千代田区三番町8-1 三番町東急アパートメント1101
Tel: 03-3237-0072
Fax: 03-3237-0039
http://www.kenko.org

診療科目・診療日・時間
アンチエイジング医療
月曜~金曜 10:00-18:00