
- アンチエイジング実践談 -
<39歳 男性>
酒量をおさえるために始めた「タバコ」は25歳の時だった。営業という食にお酒はつきもので、接待がほとんどであったため、酔っ払う訳にはいかない。そうするうちに、(1)酒=タバコ、(2)食後=タバコ、(3)休憩=タバコ、(4)麻雀=タバコ、というようにタバコを口にする機会が増えていった。日常生活に支障をきたす程でもないことから、7~8本/日のペースが13年間続いた。
タバコの値上げ、家での禁煙、町中での規制等、健康面からではなく環境面からのムードもあり、禁煙を試みたことは過去数回あったが「止める」理由が、強烈には無いことから、ズルズル吸っていた。
そんな私が、「禁煙」=「絶煙」に至った理由はずばり転職だった。昨年末より、医療機関に向けて、営業する会社に変わったことで、「タバコくさい口臭」や「洋服について異臭」というものは、愛煙家でさえ気になる時があるのにタバコを嫌う人にとっては、いたたまれないだろうと思ったことが大いなるきっかけだ。
だが、自分は意思の弱い人間で「安きに流されるタイプ」である。年末年始、酒を口にする機会が多い時には苦しい時期もあったが、インターネット等で見ることの出来る、きれいな肺ときたない肺の写真を見るにつけ、これはまずいと実感し、吸いたくなった時は、その映像を思い出す様にしている。
家庭において「おやじ臭い」と息子や妻から言われたくないという、身近な先生がいるのは私にとって幸いである。
経済的に考えても、3日で1箱(280円)は、365日で換算した時、3万円をゆうに越える。1日1箱の場合は10万円の出費だ。10万円の買い物が年に 1度でも、自分の為にできるならばささやかな幸せだ。目標が持て、実践できると考えた。ひとたび、「不健康」から「健康」へスイッチが入ったとたん、食事や運動、睡眠など生活習慣の中から、ささいな修正が始まった。
1日の生活パターンが確立され、リズムの良さを感じる。特に実感することは、寝起きの良さである。
体内時計でもあるかのように決まった時間に目が覚め、深い眠りが得られている。カルシウム、食物繊維、ビタミンについては、以前より多く摂取し始めた。朝はミックスジュースにトースト、野菜を基本に夕食に納豆、梅干、魚類をかかさない。
少量のお酒は、寝つきに良く、21時を過ぎてからは飲まないようにする。ウォーキングというと堅苦しいが、歩く時の歩き方が大切と聞いた。1本の線の上をまっすぐに歩くイメージで歩行する。意識と無意識が交錯するが、一人のときは意識を高めて歩く。
風呂上りの軽いストレッチも有効だと思う。土・日は子供達を野球指導することから、基礎体力をおとさない事が肝要になる。私はベッドで寝ることから、布団の上げ下げをしないので、腹筋・背筋を使わない。その代わりにできる事は、ゴロゴロしている時がチャンス、ゴロゴロは誰でもするし、したい人が多いはず、テレビを見ながらの腹筋(15度足上げ)を、数セットするだけでずいぶん違う。
おかげで慢性の腰痛はなくなった。ただ時間を過ごすのか、時間を活かすのかで、365日分のトレーニングは一年後確実に変化がおきる。
蛇足になるが、阪神タイガースの島谷選手はショートポジションからベンチまで、攻守交替時にダッシュをするそうだ。9回裏表を考えると、1試合18本× 50m=900m 約1kmのダッシュを年間146試合こなす。無論、運動を仕事とするプロ野球選手とサラリーマンとでは、比較にならにが、「継続は力」だし、「持続は優」だ。私に出来る事を今後も続け、体脂肪率ひと桁を目標に頑張りたい。