2009年12月
疲れた胃腸にやさしい食事
食事を不摂生、食べ過ぎや冷たいもの、消化の悪いもの、アルコールの過剰摂取による急性胃炎などで胃の調子が悪くなります。
胃の働きが弱っているときは、消化の良い食事で積極的に栄養素バランスの良い食事をとり、胃を早く健康な状態に戻すようにします。
- 栄養素バランスのとれた食事を
・・・・胃腸の症状が重い時は、食事量が少なくなりますが、少ないなりに必要な栄養素が十分摂れるように工夫することが大切になります。自分の好きなものばかりを摂らないように、また、献立が単調にならないように、バランスのとれた食事をします。特にたんぱく質は体力をつけ、病気の回復を早めます。食の細い人は効率の良い良質のたんぱく質(卵、牛乳、魚、肉、豆腐など)を、変化をつけて摂るようにします。
- 消化の良い食品、調理法を選ぶ
・・・・胃に負担をかけないためには、胃内停滞時間が短く、消化の良い食品を調理法に工夫しながら摂ります。半熟玉子、白身魚、牛乳・乳製品は消化の良い食品です。
一般にやわらかい料理は消化がよく、かための食感のものは消化が悪いと考えられていますが、必ずしもそうとはいいきれません。トーストはでんぷんがアルファ化されており、消化のよい食品です。おかゆはやわらかくて消化は良いのですが、水分の多いものばかり続けていては胃腸の働きを悪くします。
調理法としては、煮たり焼いたりして加熱した方が生で食べるよりも消化しやすくなります。ただし肉類は熱を加え過ぎると固くなるので注意が必要です。
- 繊維が少なくやわらかいものを
・・・・ごぼう、セロリ、たけのこ、れんこんなどは食物繊維が多く、消化が悪いので避けます。野菜は繊維の少ないものを煮たり、茹でたりするなどして、胃に負担をかけないようにします。
- 刺激が少ない食品を
・・・・味付けの濃い料理や香辛料などは胃の粘膜を刺激するので、胃の調子がすぐれないときには出来るだけ控えます。薄味でおいしく食べるためには、かつお節や昆布、干し椎茸などのだし汁、野菜スープなどを使った調理がおすすめです。うまみをきかせて料理したものは塩けや香辛料に頼らなくても十分においしいものです。
- よくかんで食べる
・・・・胃の負担を軽くするために、よくかんで食べることはとても大事なことです。かむことによって、食品と唾液がよく混ざりあい、消化酵素の作用を受けやすくなります。胃液が混ざりやすくするためには食べ物の形を小さくすることも必要です。
- 食事時間を規則正しくする
・・・・毎日決まった時間に食事をするように習慣づけると、胃は自然にそのリズムに適応して、その時間になると食べ物を受け入れる態勢を整えるようになります。食事の時間を規則正しくすることも、胃の調子を元に戻す大切なポイントです。
◎疲れた胃腸に優しい食事
(506kcal 塩分3.2g)
ごはん、みぞれ汁、たらの野菜蒸し、里芋のごま煮、白菜の柚香あえ
(187kcal 塩分2.3g)
肉団子鍋