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ヘルシー栄養サポート

 

2007年12月

冷え症を解消するための食事

寒くなると、手足の先が冷たくなり、温めてもなかなか温まらないという人がいます。
「冷え症」は一般に女性に多いと言われてきましたが、最近は中高年の男性にも冷えを感じる人がいるようです。

「冷え症」が起こるメカニズムについてはっきりと解明されていないのですが、西洋医学では、「自立神経の乱れ」が大きな原因と考えています。その他に「無理なダイエットによるエネルギー不足」や「糖尿病などによる末梢神経障害」などがあります。

「自立神経」は心臓などの臓器の働きを調節したり、体温を調節するなど、意志とは関係なく働いている神経です。自立神経は、末端の神経や血流もコントロールしています。外気温が下がり、指先などが冷えると、交感神経は手足の先などに血流量を増やして温めようとします。けれども自律神経が乱れていると、末端への血流量が増えず、冷えた状態のままになります。

冷え症を解消するための食事におけるポイント

1.バランスのとれた食事を

過激なダイエットや偏食などをすると、エネルギー不足で体内で冷え症を引き起こしますし、ホルモンバランスの乱れが生じ、それによって自律神経が失調し冷えを悪化させます。まず、何よりの基本は栄養素バランスのとれた食事を毎日きちんと摂ることが大切になります。

2.冷え症を改善する栄養素を積極的にとる

ビタミンEは、抗酸化作用があり、生活習慣病予防や老化防止に役立つとして注目を集めていますが、冷えが起こりやすい手足の末梢血管の血流を促して、冷え性を改善する作用があります。ビタミンEはアーモンド、うなぎ、鮎、さんま、かぼちゃ、ほうれん草、いか、玄米などに含まれています。

また、全身に酸素を運ぶ鉄分や鉄の吸収をサポートするビタミンCや、唐辛子に含まれている発汗や血行を促進して体温を上げるカプサイシン、筋肉の疲労を分解するビタミンB1などをしっかりとるようにします。

3.温かく調理をする

東洋医学ではトマトやきゅうりなど、夏に採れる野菜は身体を冷やすと言われています。熱を通して調理すれば、身体も温まり野菜も量を多くとることができます。また、身体を温める食品として生姜、ねぎ、にんにく、唐辛子、ごぼう、鶏肉、鰺、さんま、さば、いわし、ぶり、たい、うなぎ、納豆、ごま油などがあります。これらの食品を食べると体内でどのような作用が活発になって体が温まるのか、などについて科学的なデータはありませんが、何千年という歴史を持つ漢方の経験医学で認められているものです。

4.過度の糖分や脂肪には注意を

糖分や脂肪のとり過ぎは、エネルギーオーバーになるだけでなく、血糖や中性脂肪を増やし、また、塩分は血圧を上げて血行不良の原因になります。甘いものや脂っこい料理には注意を払います。

生活面では、ストレッチやマッサージなどで筋肉をほぐすことや、ぬるめのお風呂に入って体を温めることも効果的です。

◎体のあたたまる夕食献立(700kcal)
ごはん、みぞれ汁、ぶりと豆腐の蒸し物、さつま芋のミルク煮、ピーナツあえ
◎体のあたたまる1品料理(528kcal)
みそ煮込みうどん

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